山口県よろず支援拠点は、現在15名のコーディネーターが相談に乗っています。(入れ替わりはあるようですが)
私は、これまでブログで、「人手不足・採用支援」「デザイン・広告宣伝」「IT活用・業務効率化」「ITアドバイザー」のセミナーの紹介をしてきました。次は、「経営革新・現場改善」と「財務計画・資金繰り」のセミナーです。
9月22日は、「採択されるものづくり補助金申請書作成」(佐伯コーディネーター)セミナーです。10月3日のブログ「信用金庫の支店長さんに助言をもらう!」で書いているように、中小企業支援のコロナ対策支援策として、「事業再構築補助金をやってみられたら、いかがですか?6千万円まで出ますから、大きいですよ。」と、助言をいただきました。
「ものづくり補助金」とは、1千万円までの補助金で、対人接触機会の減少に資する、製品開発、サービス開発、生産プロセスの改善に必要な設備投資、システム構築等を支援する補助金です。補助金は、経済産業省が行い、いったん事業者が立て替え、後から1/2を補助金として清算されるものです。小規模事業者は、2/3の補助率になります。返さなくていいお金ですから、有効に使うことができれば、非常に有利なものと言えます。
信金の支店長さんの言われる「事業再構築支援金」とは違いますが、おそらく申請書作成は、参考になるだろうと思い受講しました。「戦略立案の流れ」「3C分析(市場環境・自社環境・競合環境」「文章構成と解決策(補助金の活用方法)」と、普段は耳慣れない言葉が飛び交います。多くの中小企業の申請書の中から、採用されることは一定の戦略と法則性の理解が必要だと感じました。
10月16日は、「元銀行員が伝えたい、資金調達方法withコロナ」(高橋コーディネーター)セミナーです。高橋コーディネーターは、銀行を退職され、最近コーディネーターになられ、第1回目のセミナーでした。前半は、元バンカーとしての、「銀行が見ている企業の資産と負債」。後半は、コロナ禍での資金調達方法として、「日本政策金融公庫の利率が有利。」「クラウドファンディングとして山口県のKAIKAの紹介」などでした。最後の「コロナ禍で補助金・助成金・給付金はたくさん出ていますが、自分の会社は何が必要か自分で見つけることが大切です。」は、妙に納得しました。中小零細企業の方に補助金などを提案する時は、まず私が理解してお薦めしていますが、これが本当にこの企業のためになるのかを、常に考えているからです。
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