top of page

ビジネス書を読む(2) 2021.10.1

 ビジネス書を読んで感じたことは、「この本いいですよ」と紹介してあっても、古い本は時代に合っていないこともあるということです。特に、パソコンやインターネットを駆使してする仕事は、そのような傾向にあると思います。インターネットが一般に普及したのは、2000年ごろと言われています。20年少し経ちますが、まさに日進月歩の歩みのようです。


 さて、私が最近読んでいいなと思った1番目の本は、「定年ひとり起業」大杉潤著(自由国民社)です。2021年3月初版のこの本は、新聞広告で見つけ、タイトルが気になり図書館でリクエストして読み、その後買いました。著者の大杉潤さんは、日本興業銀行に22年間勤務し、その後、東京都に転職、新銀行東京の創業メンバーに。2015年独立起業した方です。1万冊以上のビジネス書を読み、2,500冊の書評をブログに公開している方です。

 さすがに、「ビジネス書を読むことが趣味だった」というだけあって、たくさんのビジネス書の紹介と、その著者について書かれています。気になる本を県内図書館、全国の図書館から取り寄せました。そこでの感想の一つが、上で述べたパソコン・インターネットに関するものです。しかし、古くならないしっかりしたものも多くあります。後で紹介する本もその一つです。


 この本のもう一つの特徴は、定年後のお金のことが詳しく論じられていることです。「『定年ひとり起業』のマネープラン~老後資金不安がなくなる「年金戦略」とライフスタイル」では、年金受給の戦略が書かれています。著者は65歳の私の1~2学年下ですが、私もしたかった検討を十分されていると感じました。ビジネス本へのいざないという意味でも、貴重な1冊であると思います。(つづく)


閲覧数:27回0件のコメント

最新記事

すべて表示

11月19日は、山口県行政書士会のリアルの業務研修会でした。研修会は、県行政書士会の顧問弁護士の中光弘治さんの「弁護士からみた遺言執行における留意点」の講義を中心になされました。私の9月9日のブログ「名刺配布は、最大のミッション(2)」で紹介したとおり、中光弁護士は、私の労働組合(全日本自治団体労働組合、略称自治労)の顧問弁護士でもありましたので、長いお付き合いがあります。 講義は、「第1章 遺言

昨日11月2日は、岡本栄税理士さんが2回目の会計指導に来る日です。通常の会計指導だけではなく、何点かお聞きしたいことがあるので、事前に電話を入れています。 10月30日の山口県よろず支援拠点のオンラインセミナーは、「事業主なら必聴!消費税インボイス制度の基礎知識」(髙田コーディネーター)でした。前回岡本税理士が、「参考に」と持ってこられた「適正請求書等保存方式の概要」(国税庁)をベースに講義をされ

今日は月初めで、とても忙しい日でした。 起きたらすぐに、昨日の衆議院選挙の結果のチェックです。朝日新聞と、日経新聞では最終結果が出ません。ネットで調べて、新聞に赤で訂正を入れます。なんと、与党側が意外に議席を減らしておらず、事前情報では議席増が伝えられた野党共闘した立民、共産の議席が減っています。野党共闘に入らなかった維新が大幅増と、いささか予測と違っていました。しかし、小選挙区制の中多くは、接戦

bottom of page