建設キャリアアップシステム認定アドバイザーに 俺はなる!!!!(1) 2021.10.5
- 良夫 山根
- 2021年10月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年10月19日
元気な山口支部長から「山根さん、建設キャリアアップシステムって知っていますか?今度認定アドバイザーを作ることになったようです。今回3回目の講習があり、山口県行政書士会から1名出さなくてはいけなくなりました。山根さん、受けてもらえますか?」と、電話がありました。
私は、「建設キャリアアップシステム」のことは、中央研修所のVOD研修を受けていましたので、少し理解はしていました。改めて、資料を読み直すと、大まかに次のようになります。
建設業界は、建設投資額が2020年度約55億円でピークの1992年度に比べて34%減になっています。(建設業者数は、約47万業者でピークの1999年度に比べて21%減。就業者数は、約492万人でピークの1997年度に比べて28%減。)
就業者をより詳しく見ると、技能者数は1997年度455万人に比べて318万人と激減しています。そして、55歳以上が36%と他産業に比べても高齢化が進んでいます。そこに近年、地震や大雨による土砂災害等の災害が増えています。
国は、このような建設業界の現状を踏まえて、「建設キャリアアップシステム」を作りました。技能者の資格、社会保険加入状況、現場の就労履歴等を業界横断的に登録・蓄積する仕組みです。システムの活用により技能者が能力や経験に応じた処遇を受けられる環境を整備し、将来にわたって建設業の担い手を確保するものです。2018年、技能者・事業者の登録開始、2019年4月、運用開始しています。
今年2月に、「建設キャリアアップシステム認定アドバイザー(以下、CCUS認定アドバイザーという)制度」が示されました。CCUS認定アドバイザーとは、建設キャリアアップシステムの登録、現場運用等の係る専門的知識を習得し、建設キャリアアップシステムの利用者に対する適切な指導及び助言等を行うことができ得ると認められた総合アドバイザーです。第1回、2回目の認定講習で、全国で約80人のCCUS認定アドバイザーができたようです。今回9月15日から講義、10月4日から最終考査、10月18日合格発表です。なぜ、7月に行政書士になったばかりの私が山口県行政書士会約500名の中から一人受講しなければいけないのか、若干の疑問と不安を抱えながら、「やってみましょう。」と返答しました。
本日のタイトルは、マンガ「ワンピース」尾田栄一郎著の中での主人公、ルフィーのきめ台詞のパロディです。海賊王にはなれないけれど、CCUS認定アドバイザーにはなれたらいいな。
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