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執筆者の写真良夫 山根

建設キャリアアップシステムCCUS変更申請完了!    2023/3/6

更新日:2023年3月7日


         (春を呼ぶクリスマスローズ『氷の薔薇』 2023.3.6撮)


 久しぶりのブログになりました。書くことが嫌になったとか、書く中身がなくなったというわけではありません。社会保険労務士の勉強は、昨年以上に、ギアを挙げ、1か月180時間に迫るペースです。ただ悲しいかな、覚えが悪くて、苦労しています。(後日、報告できる機会があれば・・・)そして、統一地方選挙の応援もあります。生活の中で、そぎ落とせるものは、そぎ落とし、集中しないといけないと思ってやっています。


 そうした中でも、ぜひブログに書きたいと思うことがありましたので、事務所のクリスマスローズを撮影して、写真をアップしながら、このブログを書いています。


 Aさんから、電話があったのは、先週月曜日27日の夕方でした。「山根行政書士さんでしょうか?会社を変わることになって、今持っている建設キャリアアップを次の会社にもっていかなくてはいけないけれど、どうしてもできません。お願いできますか?」「いいですよ。必要なら来てもらいましょう。」


 翌日の28日Aさんは、私の事務所に来られて詳しい事情をお話されました。Aさんは、山口県西部に住む特殊な建設業。(珍しいお仕事!私もライセンスを持っているので、興味津々ですが、その質問は仕事が終わるまで封印!)関東の会社を辞め、関西の会社に入る予定だといいます。本日は、広島県で仕事を終え、山口県西部に帰る途中で山口市の私の事務所に来たといいます。(さすが、日本全国でお仕事をされているのですね。)


 Aさんは、3年前に今までいた関東の会社でキャリアアップシステムを取られて、カードも持っています。その中にはIDが記載されています。ただ、パスワードが分かりません。キャリアアップシステムCCUS事務局は、現在人手不足もあり、一切電話対応をしません。(私は、普及のためには見直してほしいといつも要望を挙げています。)3年前キャリアアップシステムを取られたのは、関東の会社で、「パスワードは分からない。」とAさんには言います。


 いつも助けていただく広島のI行政書士と事前に学習をしていました。「パスワードが分かれば簡単ですが、そうでなければ手間がかかります。」私が、関東の会社の社長さんに電話をしてみました。「山口県で行政書士事務所をしている山根と申します。」社長さんは、丁寧にお答えしていただいたのですが「私は高齢で、パソコンにも疎く、パスワードは分からなくなりました。どの携帯か、パソコンに連絡が来たかもわかりますん。」その対応を聞いていたAさんは、「さすが、行政書士さんですね。社長の対応が私と全然違います。」となぜか感動していました。

 しかし、これでは問題は解決しなくて、Aさんがスマホで建設キャリアアップccusの連絡先変更を繰り返ししているので、それを待つことになりました。


 その日の夜に、Aさんから電話。「関西の社長さんがどうなっているか知りたいと言っていますので、連絡してもらえますか?」関西の社長さんは、Aさんに対してキャリアアップシステムを持っているか不信感もあるようで、私が電話を入れたときには、少しお怒りのようでした。「Aさんは、キャリアアップシステムは持っておられますけれど、パスワードが分からなくて、今変更をかける途中です。」と説明し、「社長さんが言われる3月6日までに間に合うかどうかは、事務局の問題でもありますから、約束はできませんけれど、私も最大限サポートしておりますから、新しいパスワードが届き次第連絡します。」と言うと、納得されました。


 3月3日は、朝から昨夜遅く届いた新しいパスワードの入力作業をします。ここまでくれば、簡単にできるはずと臨んだのですが、どうしても入りません。広島のI行政書士に相談するのですが、解決しません。Aさんとの何回かの電話のやり取りで、問題は、Aさんが何度かCCUS事務局に「パスワードの変更依頼をかけたり、元に戻してと依頼したので、そのたびにパスワードの変更が来ているのだろう。」と言うことになりました。そうなると、一つずつ潰していくしかないわけで、やって見ましょうという結論になりました。


 再度新しいパスワードが来たのは、翌日の4日でした。私は、昼間所要があるので、夕方やって、連絡する旨をAさんに連絡を入れました。夕方4時前から作業に入りましたが、どうしても入りません。「なぜだ、システムが悪いのか?私が悪いのか?」

 しばらくすると、Aさんからメールが入ってきました。「すみません、自分がやったら、入れました。」なんと、私の作業の前に、新パスワードで入り、覚えやすいパスワードに変更していたのです。(全く、作業的には問題ありませんでした。)


 翌5日には、Aさんが変更申請サポート料を持ってこられました。関西の社長さんが言っておられた「6日まで」と言う期日も守れたし、問題が解決した喜びをAさんは、「助かりました。ありがとうございました。」と、何度もおっしゃっていました。Aさん、これからもよろしくお願いしますね。


 「ところで、Aさんは、なぜ私のところに電話されましたか?」と、いつもの質問をします。Aさんは、「建設キャリアアップシステムCCUS事務局のホームページが教えてくれました。」なるほど、CCUSホームページに1月24日「電話対応可能なCCUS認定アドバイザー」が載りました。行政書士や建設会社、コンサルなど全国で44社、山口県では、山根良夫行政書士事務所1社のみ、広島県ではI行政書士の事務所のみ。九州では、熊本県と宮崎県に1社づつ。「問い合わせ対応の15分は、費用は生じませんが、作業を依頼したら費用が生じることがあります」と書かれています。先日は、大分県でしたか?相談の電話があり、「作業が入りますと、有料になりますから、必要なら言ってくださいね。」と言うと、連絡が架かってきません。また、本日も、福岡県の会社から「技能者の情報は、どうしたらわかりますか?」という問い合わせが来ました。全国的には、徐々に動きはあるのでしょうが、力強い動きになれば、いいと思います。



 





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