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執筆者の写真良夫 山根

建設キャリアアップシステムCCUS研修広島の行政書士事務所に行く!2022/12/24


  (スタジオでホームページ用写真を撮る2~11/7スタジオエコーにて)


 昨日12月23日から1泊2日の日程で広島の行政書士事務所に研修に行きました。前回11月29日のブログ「建設キャリアアップシステムCCUS変更申請2件をする!」で紹介したように広島のH行政書士は山口市出身の方です。私の組合青年部の時代からの長い知り合いでした。私が、建設キャリアアップシステムCCUS認定アドバイザーになっていることを、建設キャリアアップシステムCCUSのホームページで知り、今年の8月ころH行政書士から電話が架かってきました。H行政書士も、広島で建設キャリアアップシステムCCUSの業務にかかわっているとのことでした。(Hさんが広島に行き、転職をしたことは聞いていましたが、その後行政書士になったのは、初めて知りました。驚き!)


 今回、キャリアップシステムのことでお世話になったこともあり、私の方から今度山口に帰ったときに情報交換を兼ねて夕食会をしませんかという提案をしてみました。すると、H行政書士は、「山口には、年始に帰れるかもしれないが日帰りになりそうで、むしろ、山根さんが広島に来られた方が、話はできますよ。そうすると、I行政書士にも日程調整して話をすることができますよ。」(I行政書士は、前回、前々回のブログで、紹介した建設キャリアアップシステムCCUSでお世話になった行政書士さんです。)なるほど、勉強するということは、時間も労力も惜しんでいけないな、こういう機会はむしろ積極的に活用しないといけないな、と思い、日程を調整したのが今回の広島行きになりました。


 ところが、昨日本日と日本列島今季一番の寒気が覆い、災害の出ている日本海側、北陸、東日本ほどでもないものの、山口市も広島市も積雪に見舞われました。山口市は、内陸ですから年に何回かは積雪はありますが、瀬戸内海の三角州である広島市は非常に珍しいようです。しかし、新幹線が何とか11分遅れで広島駅に到着し、待ち合わせてくれたH行政書士と、知り合いのイタリアンで軽い昼食。


 1時過ぎからH行政書士の社会保険労務士さんとの合同事務所で、情報交換会です。2時前には、I行政書士も合流して、いよいよ勉強会です。キャリアは、H行政書士が7年位、I行政書士が4年位、私が1年半。特にテーマや資料は用意せず、フリートークで、どういう仕事をしてきたかを語り合い、問題意識をすり合わせる形になりました。


 I行政書士から、「どのような形で、お客と仕事にむすびつけていくか?」というテーマが出されましたので、それぞれが話します。H行政書士は、社会保険労務士さんとの合同事務所でそちらからの仕事の依頼もあり、100万都市広島の中心の中区上八丁堀に事務所を構えているので、他の士業からの紹介もあるといいます。建設キャリアアップシステムCCUSをはじめとする建設業、一般貨物運送事業許可の取得管理等の運送業、医療法人設立・法務サポート等の法人法務部門、そして今回墓じまいサポートを立ち上げるとのことでした。

 

 I行政書士は、わたしと同様自宅を事務所にしていて、建設キャリアアップシステムCCUSに建設業を中心にされています。建設キャリアアップシステムCCUS認定アドバイザーは、広島県は行政書士も多く、なかなか受けることができなかったと、わたしより遅く今年になって取られたのですが、3年くらい前から建設キャリアアップシステムCCUSには、目をつけて、申請代行をされているといいます。短時間のラジオCMも1年間出されて、認知度を高められたといいます。代行件数は、300件、それでも広島県内は50%を超えたため、最近はぐんと件数が減ってきたといいます。件数が多いのは、1業者でまとめて件数のあったからだといいます。


 H行政書士は、建設キャリアアップシステムCCUS認定アドバイザーは持っていませんが、それでも30件定度。私は、昨年10月に山口県の第1号で建設キャリアアップシステムCCUS認定アドバイザーを取り(全国では118号)、代行申請ができる行政書士IDも今年2月に取得し、スタンバイをしていたのですが、大きな成果が得られませんでした。最近ようやく事業者1件、技能者2件、変更申請2件、有料相談2件と計7件です。


 山口県は、県の取り組みが遅い、行政書士同士の連携が弱い、コロナの影響もあり他士業との連携も薄いように感じる等、ネガティブな要素もあると思いますが、300件やったというI行政書士は、電話依頼があったら、見積書をすぐ出す。了解されたら、すぐ事業所に出向き、必要資料を携帯で写真を撮る。そして事務所で作業をするというサイクルと言います。これは、大いに参考になりました。私は、事業復活支援金をやったせいで、本人確認に時間をかけ、基本お客さんに事務所に来ていただくというスタイルを取っていたのですが、それでは、書類の不備が多く、お客さんに来る手間をかけさせる、また待たせるデメリットを感じていました。I行政書士は、「この方法であれば、見積もりに了解されたお客さんが逃げることはありませんよ。」と言います。


 いいことは、学ぶ。早速今日から実践しましょう。山口の地でも、学びあう作風を根ざしたいとも思いました。H行政書士の墓じまいサポートも興味あります。一緒にやりましょうとも、約束しました。本日24日は、雪の影響で交通機関の乱れが予想され、またH行政書士が急遽別件が入ったため、私はホテルで1時間社会保険労務士の勉強をし、広島駅で土産と駅弁を買い、我が家の1大イベント「クリスマス会」の準備に帰りました。


 お二人の行政書士さん、大変お世話になりました。次は、年が明けて、山口市で勉強会を開催することを約束しました。

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