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執筆者の写真良夫 山根

朋有り遠方より来たる、亦楽しからずや(論語)(2)  2021.10.15

更新日:2021年10月16日


 大学時代、田坂君と私は、お互いに一度ずつお互いの大学を訪ねに泊まり込みで行きました。


 私が博多に行ったときは、1年生だったかな?彼の友人2人と一緒に当時大学生が保有するのは珍しい自家用車でドライブ。彼の友人の家がお金持ちだった?


 田坂君が神戸に来たのは、3年生だったか、4年生だったか?私は、彼を三宮のロシア料理店「バラライカ」?に招待するために、3日間塗装関係のアルバイトをしました。特に、特別なことをした覚えはないのですが、その後私たちの結婚式のときの彼のスピーチの主なエピソードとして紹介されたときは、気恥ずかしい気もしました。


 大学を卒業して、私は地元の山口市役所、田坂君は大学院2年後に武田薬品工業株式会社に就職しました。若いときは、お互いの、結婚式に出たり、お互いの家を訪れたりしました。その後、年賀状のやり取りが中心になりました。


 62歳を過ぎたころ、田坂君から連絡がありました。「今養子先の山口県萩にいることが多いんだ。養父が老齢で、施設に入っているので、いろいろ世話をしに来ている。会える?」ということが何回かあり、その度に食事や時にお酒を飲みかわしました。彼は、62歳の誕生日で武田薬品工業を退職したといいます。


 そんなことをしていると、共通の高校時代の友人田中君から、私の職場(当時市立図書館)に、電話がかかってきました。「山根さん、田中ですが、私のことを覚えておられますか?いつか、貴方に会いたいと思っていました。会えますか?」私は、男性の友人からそんなことを言われたのは初めてです。(女性でもないよね?)田中君とは、2年生の修学旅行で一緒しただけでした。「いいですよ。ちょうど田坂君とも最近会っているから、3人で会おうか。」それから、新たな3人の交友が始まりました。


 田坂君は10月12日に来て、3時間くらい我が家でを過ごしました。上の写真は、彼が持ってきてくれた大分県日田市の特別純米酒です。「山根のブログで、毎日勉強している様子を見て、私が毎日山歩きや、テニスをしていることが申し訳なく思う。」といいます。彼は、薬剤師ですから、薬剤師として働く、大学で教えてくれという話もあったようです。「田坂は、62歳までしっかり働いたから、今のままでいいのじゃなかな。僕は、まだやり残したことがたくさんあるような気がするから、もう少しあがいてみたいだけだよ。」と、答えました。


 今博多にいる田中君にも電話をして、田坂君の英彦山登山に一緒しよう、下関でフグも食べたいね、ヨドバシカメラでカメラバックとゲーミングチェアーを見たいとか希望を出し合います。11月に田中君の住む博多をベースキャンプにして、旅を企画することになりました。さて、どんな楽しい?旅になるでしょうか?


 


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