一昨日8月27日、今年度の社会保険労務士試験を受けてきました。試験会場は、山口県にはないので、福岡県福岡市まで行くことになります。昨年のように博多駅で乗り換えて、九州産業大学に行くことはなく、博多駅から徒歩15分の博多国際展示場だったので、少し楽になりました。
今年度は、この試験のためにできる限りのことをしました。昨年度11月末に思い立って大原の通信教育「大原24+直前対策」で勉強したのですが、8月末の試験まで9か月、時間も内容も足りなかったことを認識し、今年度は、「大原合格コース63回Web通信」を9月からはじめて、とにかく講師の言うことをひたすら実践してみることにしました。
私が、勉強の量を測る一つの目安にしたのが、上の表の勉強時間です。講師の言う「最低平日3時間以上、休日5時間以上」は、最低ノルマとして、少ない日で5時間、多い日で13時間やった結果が、上の表です。特に最後の3か月は、200時間を超えて、1年間のトータルでは、2066.5時間やったことになります。昨年は、1000時間を目標に私は2教科免除の8教科ですから、800時間と言う目安を立てたのですが、結果は671.25時間しかできませんでした。さすがにこれでは、問題を読んでも、何を聞いているのか理解するのに時間がかかります。
2点目の目安が、選択式と択一式がある問題集の回転数を上げることです。昨年度「大原24+直前対策」の受講申し込みをした時、職員の方から「5回転はしてくださいね。」と言われて、「時間が少ないからそれは無理ですね。」と言い、理解度でカバーしようと思ったことが無理だったことを痛感させられました。今年は、講師の言うとおり、「10回転を目標」に掲げて、やってみました。労働科目3教科18区分、社会保険科目3教科18区分、特に択一式を中心に回転数を上げていきました。多いもので労働基準法⑤17回から、少ないものでも国民年金法②8回と、ほぼ目標を達成することができました。最後には、85点以上の得点を取れるようになりました。
3点目が、テキスト読みです。私が一番苦手なところです。「労働基準法のテキストも、最初10時間以上かかっていた人が最後には2~3時間で読むことができるし、重要なとことは、見なくても言えるようになります。」私は最後までできませんでした。1区分で1.5時間かかれば、5区分ある労働基準法は7.5時間かかることになります。
私が、その対策として行ったことは、テキストをまとめることです。ひたすらA4の白紙の表裏に、書いていく。1冊のフラットファイルにちょうど収まったので、模擬試験や本試験にはテキストではなくそのメモファイルを持った行くことになりました。口で言うことが苦手なら、手と目を使う、5感、そして最後は6感もいるかもしれません。
さらに私が行ったことが、睡眠学習です。これまで、睡眠学習はしたことがなかったのですが、暮に孫たちが来て、みんなで遊んだり、食事をしたり・・・学習時間が確保できません。睡眠時間にWeb講座をスマホで聞くことならできる。私は、寝つきが悪い、中途で起きる、朝早く目が覚めるという睡眠障害に年を取ってしばらく悩まされてきました。でも不思議、この睡眠学習をすると、よく眠れます。学習効果のほどは、定かではありませんが、24時間勉強しているという雰囲気づくりにはなります。
そんな時間を作り出す中で、止めたこともあります。10数年エアロビクスやウオーキング、ストレッチを中心に行っていたスポーツジム、3年前にミラーレスデジカメを買って入会した写真教室、飲酒は酔うほどには飲まない(第3のビール2本まで、最近はプラスノンアルコール1本)、図書館の本も今野敏など厳選して読む、家計簿、事務所経理の月集計ができない、週末に控えた2本の学習会のレポートと質問を後回し、芝刈り・草取ができない、ブログが更新できない…
早速、昨日から学習会のレポート作成に入りました。本日朝、芝刈りを2時間弱して、汗だくになりました。そして今、久しぶりのブログ…
さて「結果は、どうでした?」と友人や家族から聞かれます。今前半の選択式の自己採点をしました。60分、30問、正答19問で63.3点、合格点は60点ですが、全ての教科で60点以上が合格の目安なので、現実は厳しいとみるべきでしょう。(全体が低いと、合格来も低くなるとは言いますが…)
後半の勝負の択一式は、180分60問の5択です。この結果は、まだ出ません。しかし、180分間、水も飲まず、トイレにもいかず、最後まで解き切れたことは、67歳の私としては、自分をほめてもいいかなとも思っています。
いずれにしても結果は厳しいでしょうが、その結果を見て今後どうするかを考えてみたいと思います。
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