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執筆者の写真良夫 山根

行政書士になるためにしたこと(2)    2021.9.5

更新日:2021年9月11日

 次に私がしたことは、本を読むことでした。県立図書館と市立図書館に行き、私の興味の湧きそうな本を手にしながら、借りて読みます。(実は、私は3年間市立図書館の館長を経験しました。)その中で、私がピンときた本は、「行政書士の『お仕事』と『正体』がよーくわかる本」(第2版)石下貴大著(秀和システム)でした。購入し、何回も読み返しました。名刺の作り方も参考になりました。

 次に、会計と経理の本を読みました。「個人事業の経理と節税」大沢育郎監修(ナツメ社)と「フリーランス&個人事業主のための確定申告」山本宏監修(技術評論社)がピンときましたから、購入に至りました。(私は、国立大学で会計学科がある神戸大学に進学しました。公認会計士になるのもいいかなと思いましたが、私の学問の興味は経済学、労働問題に行きましたので断念しました。)


 そして、山口県行政書士会に行き、入会の手続きを行いました。国家資格の士業(弁護士、公認会計士、行政書士他)は、資格があるだけでは仕事はできないのです。行政書士の場合、各県にある行政書士会に行き、登録手続きをする必要があります。

 登録免許税30,000円、入会金150,000円(山口県行政書士会は比較的安かったので2021年7月から200,000円になるといいます。)、登録手数料25,000円。他の起業者に比べて初期費用は安いとはいえ、私にとっては大枚をはたいたので、後には引けない思いになりました。

 他の書類を提出して、6月下旬に全国行政書士会から決定がおりると言います。その通り、決定がおりました。山口県行政書士会事務局から「山根先生、7月1日から開業してもいいですよ。」と連絡が来ました。でも、どうしたらいいのでしょう?



 


 

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