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農地法許可申請、開発行為届出、景観条例届出を受理される(2) 2022.2.11

執筆者の写真: 良夫 山根良夫 山根


 開発行為届出の「開発区域内等権利者」とは、①区域内地権者、②町内会長、③隣接地権者、④水利権者があります。①区域内地権者は、今回地主さんの3人。③隣接地権者は、法務局の地図で確認すると、7人。④水利権者は、C社の聞き取りによると、1人になりました。


 なるべく短時間で効率よくするためには、町内会長さんの理解と協力が肝要です。私は、事前に町内会長さんに会い、事業の説明と今後の同意書を取る日程説明をしました。会長さんは、大変穏やかな方で、概ね好意的に受け止めていただきました。


 さて、土日のどちらかで説明に行こうと準備していると、町内会長さんが事務所に来られました。「副会長さんが、町内として説明を聞きたいと言っています。代理人として、山根さん来てもらえますか?」私は、行政書士として申請の代行はしますが、代理人ではない旨を説明をして、説明会当日は、私が概略を説明して、C社に事業の詳細を説明させることを約束しました。


 土曜日の2時~3時に公会堂で話します。その後、③隣接地権者、④水利権者に説明に回る計画を立てました。④水利権者が少ないことが気になりましたので、地主の方に連絡しました。すると、「今年私が水利の、代表をしています。あと4人います。」と言われました。(反省点1、C社任せではなく、私が早く地主さんたちと話しておけばよかった。)


 土曜日は、町内会長さんと、副会長さんとは、「町内に回覧を回すのでその資料を渡すこと」で、話はまとまりました。それから、③隣接地権者、④水利権者に説明に行きます。事前に、電話で連絡は取っていましたが、急遽水利権者が増えたこともあって、最後に訪問して終わったのは、夜8時前になりました。それでも、3人訪問できなかったので、途中で、明日に変更することを連絡しました。


 さすがに、ハードで疲れました。C社の若い担当者も「朝からスタートしたほうがよかったですね。」(反省点2、重要な日程は余裕をもって。)土日2日にわたって、広島のC社の担当者を同席させるのは、可哀そうなので、翌日曜日は、私一人で回ることにしました。


 2月1日には、同意書の返送もある程度整い、全ての書類を完成させることができました。意気揚々、市役所に乗り込みました。まず、農業委員会。2点の指摘があり、再度書類を整えることに。次に行った開発指導課と、都市計画課。ここでは、開発行為届出、景観条例届出を、どちらも一発で受理。


 C社に連絡して書類を整え、農業委員会には翌2月2日に再度提出して、受理されました。(お疲れさまでした。関係者の皆様ありがとうございました。)

「私の大きな仕事は、大体終わりましたが、請求書を出してもいいですか?」C社の担当者は、「許可証が下りてからになります。」農業委員会の許可証は、3月末くらいになります。昨年12月23日からの仕事ですから、丸々3か月。何の仕事でも一緒でしょうが、報酬を得ることは、簡単ではありません。



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