11月11日、朝いつものように玄関のプランターに水やりをしていると、生垣のヒイラギモクセイに小さな花をつけているのを見つけました。(上の写真)
11月2日のブログ「キンモクセイの香りが1か月遅れている!!」で書きましたように、我が家の生垣は、キンモクセイとヤマホウシの周りをヒイラギモクセイで囲い、サツキとの2段垣にしています。
常緑のヒイラギモクセイですが、よく見ると、それぞれの季節の顔を見せてくれます。この日の小さな白い花は、その数もキンモクセイに比べると少なく、香りも微かで、咲いている期間も短いものです。しかし、白い花を見つけると、晩秋の季節を感じることができます。
私のヒイラギモクセイの一番好きな季節は、春です。下の写真は、今年4月18日の芽吹きの様子です。このように柔らかな褐色の芽からだんだん黄緑、緑に変化していきます。5月ころには、柔らかな黄緑の新芽がふっくら生垣を覆うときは、幸せな感じすらします。そして、6月の梅雨時期を迎えると、深緑のしっかりした葉に成長していきます。我が家では、6月の最終週にシルバー人材センター剪定班の皆さんに来ていただき、一気に剪定してもらっています。
敷地の内と外を緩やかに隔てる生垣は、日本の住宅にはとても適していると思います。目隠しだけではなく、風の通り道になります。梅雨の湿気、夏の暑さを和らげる効果もあります。これからも、ヒイラギモクセイの生垣で季節を感じていきましょう。本日朝には、まだ白い花は咲いています。
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