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FF式石油ストーブが危機です!!~ていねいな暮らし(1) 2021.11.23

更新日:2021年11月24日

 我が家の暖房の中心は、長くFF式石油ストーブです。FF式石油ストーブとは、室内の石油ストーブで燃やした排気を煙突で室外に排出する仕組みのストーブです。室内の空気がきれいになると、30数年前には私の愛読書「暮らしの手帖」でも盛んに推薦していました。


 前に住んでいた県営住宅でも設置し、その快適さに、30年前に家を建てたときには、食堂に移設をしました。吹き抜けの居間には、新たに木造22畳用を設置しました。90ℓの別置灯油タンクも含めて196,627円也。山口でも冬の寒さは厳しく、エアコンでは、暖房機能が弱く、電気代も高いものでした。


 ただ、快適さの中には、90ℓの灯油缶を満タンにするには、灯油缶5缶です。もう一つの灯油ガスふろボイラーには、95ℓの灯油タンクがついているので、私が一度に灯油を買うのは、長い間10缶ずつになっています。灯油代が高いときには、涙が出ます。


 また、機械ものにはオーバーホールは必須です。確か、2回行っています。領収書が残っている2004.10.31(8年経過)には、2台分で42,000円也。決して安くありません。そんなに大切に使っていた1台目の食堂のFF式石油ストーブは25年で故障のため廃棄。


 近年、FF式石油ストーブは家電量販店では全く見なくなりました。1985年から1992年製のパナソニックのFF式石油ストーブで一酸化炭素中毒を起こす死亡事故がありました。強制排気するはずの一酸化炭素を含むガスが室内に漏れ出したものでした。(我が家の三菱製は大丈夫でしょうか?「暮らしの手帖」の当時の見解は正しいと思いますが、この事態はどう考えるのでしょうか?)現在、大手メーカーで作っているのは、(株)コロナだけです。


 ここ1~2年灯油タンクの水抜き用のドレンキャップから灯油がぽったぽった落ちてきます。水道用の白いテープで水止めをしていましたが、素人では今年は限界でした。灯油タンクの交換をするのに、買ったベスト電器はヤマダ電機の配下になり、知り合いの修理の方はヤマダ電機の修理部門に行き、連絡がつきません。ヤマダ電機も最近よく使うエディオンも「店に商品がないので、灯油タンクの交換はできません。」なんと冷たい対応でしょう。


 工務店をしている同級生に頼んで、何とかステンレス製の灯油タンクを交換しました。50,000円也。痛い出費だが、仕方がない。ただその後が大変。交換する前に、テスト運転をして正常であることを確認していました。しかし、交換後、エラー表示が出て、ストップしてしまう。苦労して三菱に連絡を取ると、「タンクの下面を床面から20㎝以上高くしてください。それでだめなら、有料で点検にお伺いします。部品が必要になるとありませんので、使用ができなくなることをご理解ください。」とのこと。同級生に来てもらい、ブロックを最初の1段にもう1段重ねる。まだ、エラーが続くので、妻に手伝ってもらい更に1段ブロックを重ねる。ようやく、正常に動くようになりました。(おめでとうございます。苦労しました。)


 ていねいな暮らしをしたいと思いながら生活してきましたが、(4人の子供が小さいときには、そんなことも言ってはいられなかったような気もしますが。)なかなか維持することは難しいですね。FF式石油ストーブ本体が壊れないことを祈ります。しかし、30年目ですから、壊れることも考えていかないといけません。次は、どの暖房器具を選択するか考えましょう。


 

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