太陽光変更認定申請が格段に難しくなった!(2)~2025/10/22
- 良夫 山根
- 10月22日
- 読了時間: 4分

再エネ発電事業の説明会をすることになった7月29日からは、やることを整理して取り組んでいきます。
まず第一に、「周辺地域の住民」の範囲の特定にかかります。今回の場合、Hさんの敷地境界線から100ⅿ以内の地域になります。正確にしないと、全てをやり直すことにもなりかねませんので、大きい住宅地図に製図用のコンパスで範囲を決めます。(学生時代使っていたコンパスは紛失していましたので、新たに買うことにしました。)約30軒の住民が対象になりました。Hさん夫妻と、対象住民への説明会の案内チラシを配布して2週間を開けなければならないこと、説明会には現在大阪府に住んでいる前所有者のMさんも主催者として参加する必要があること、開催場所は地域の町内会長に相談して公会堂を使わしてもらうのがいいだろう、ことを話をして了解をもらい、説明会を9月20日くらいに行うことにしました。
次に、山口市環境政策課に「『周辺地域の住民』の範囲に関する相談」を文書で問い合わせます。それに並行して、説明会の説明項目に沿った資料作りをします。そこでは、「保守点検責任者」の名前を書く欄があります。Hさんは、不動産業者から一切資料をもらっていないし、その不動産業者の社長もなくなっており、手立てがないと言います。資源エネルギー庁に残っているデータを見ると、Tさんの名前が出てきます。私がTさんに電話すると、Tさんは市内で太陽光発電の事業を行っている株式会社の社長でHさんの、住宅に設置した太陽光のこともよく覚えていて、引き続き「保守点検責任者」を引き受けてもらうことになりました。ただ、Hさんのことを考えると、今後の「保守点検責任者」の依頼とこれまでの太陽光発電の資料を貰えれば、取り寄せておいた方がいいので、Hさん夫妻とTさんの会社の訪問をしました。Tさんは、もともと宮野地域の方で、快く資料を提出してもらいました。
そして、環境政策課から8月4日に「問題はない」と回答が来ました。ただし、自治会に関することは、協働推進課に問い合わせてほしいとありました。協働推進課では、既に町内会長とはHさんが話して公会堂を借りる手続きをしていることを説明しました。
8月5日に、電子申請操作マニュアルに沿って、前所有者のMさんの日程も抑え、9月20日説明会の仮登録をしました。仮登録後2週間の公表を経て、説明会が可能になります。仮登録が許可されなければ、その後の日程も大幅に変更になるので、ずいぶん余裕を持った日程にしています。しかし、仮登録はすぐに許可され、通知もなくネットに公表がされました。
8月27日に、Hさん夫妻と、「周辺地域の住民」に対して、「説明会の御案内」のチラシのポスティングをしました。特に、説明会までHさん夫妻には質問する人はいなかったと言います。
いよいよ9月20日説明会を迎えました。資源エネルギー庁によると、説明会に誰も来なければ、翌日には変更認定の本申請ができると言います。(そうなれば、ギリギリ今年中の審査になり、中国電力のたまっている売電料金の支払いもできることになります。)夕方6時から開催するので、1時間前からHさん夫妻と息子さん、大阪から来た前所有者のMさんと一緒に会場の準備をしました。受付は、Hさんの奥さん、動画撮影は私のデジカメで後方から、助っ人で来てくれたHさんの息子さんは前方から、HさんとMさんは主催者として挨拶や自己紹介の準備をしました。そして6時前には、5人の参加者が来ました。挨拶、自己紹介を終え、私が説明会説明項目に沿って全体の説明をします。3人の方が質問をし、私の方で回答をして納得してもらいました。1時間予定していた説明会は、40分強で終えることができました。
参加者の方は、翌日の9月21日から10月4日まで、配った「質問募集フォーム」にて質問をすることができます。10月4日までに質問はありませんでした。
ここで本申請ができると思ったら、説明会終了後の3か月と1日を経た後と言います。ずいぶん時間と労力がかかります。今回の場合、12月21日は、日曜日なので、22日が最短本申請になります。本申請の方が、提出するものが多いので、今準備をしています。その本申請から審査にもずいぶん時間がかかります。もう少し、スピーディにしてもらいたいものです。(次の報告は、本申請完了後か、変更許可後になります。続く)





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