山口行政書士学習会始める!~2025/9/16
- 良夫 山根
- 9月16日
- 読了時間: 3分

昨日9月15日に、第1回山口行政書士学習会を開催しました。行政書士になった時から、同期を中心に何らかの学習会を開催したい、情報を共有し、仕事に生かしたいと思いながら、少しは呼びかけたのですが、何からしたらいいかわからない、仕事が全くない多くの同期の行政書士、一方で社会保険労務士等何らかの資格を持っていて既にればすぐに開業できることです。他の士業では、研修期間としての実務経験を要します。例えば、社労士であれば、2年間という具合に。すぐに開業できる行政書士の有利性は、実務経験のないという大いなるハンディキャップでもあります。ここに、行政書士は、開業はしやすいが、「儲からない」と言われる理由があると思います。
当面、修行するところもないため(山口県の行政書士は、法人や複数で業務をしているところが少なく、多くは一人で事務所を運営している場合が多い。)、私は、ひたすら行政書士としての勉強方法を追求していきました。
1 行政書士会中央研修所のVRD研修を受ける。
2 山口県行政書士会の行う研修会に参加する。
3 「山口県よろず支援」(中小企業庁)のオンライン研修を受ける。
4 業務に役立つ本を読む。
5 ホームページを作り、「山根良夫行政書士事務所」を知ってもらう。
6 ブログを毎日書き、仕事で困ったことや、クライアントの皆さんに喜んでもらったこ と、私の人となりを少しでも知ってもらう。
7 インパクトのある名刺を作って配る。(「よろず支援」のY講師の指導の下、キャン バとラスクルで写真とQRコード、CCUSロゴ、両面カラーの名刺を3回作りまし た。) 等々
ただ、山口という地で、人口は多くない、公務員が多く行政手続きに精通している人が多い中で、いかに行政書士業務を行うかということは、困難を伴うものと感じています。約4年間社労士試験の勉強もしながら、気が付けば来年2月には70歳になります。ここで足元を見つめなおし、地域の行政書士の仲間と一緒に学習しながら実務の勉強も学びあおうと呼びかけましたら、5人の仲間が参加してくれました。
学習会のもとは、今年3月に始めました「墓じまい」学習会からでした。広島のA行政書士は、熱心に「墓じまい」の活動の全国展開に奔走しています。A行政書士が山口にいたころからの友人であった私に、「山口でも墓じまいについて業務にしてみたら?」という呼びかけで、仲間を集めました。「墓じまい」については、継続して追求することにして、それ以外も困難な業務(外国人や建設業の初めての業務など)が出たときには、一緒に対応しようという話になりました。そして、私が温めてきた「山口行政書士学習会」の呼びかけにAさんも含めてやりましょうとなりました。
第1回目の学習会は私の事務所で私がチューターとして、行いました。「山口行政書士学習会の目的」、「学習会の内容」を協議・確認して、私の「これまでの行政書士業務」、「事務所運営のノウハウ」、「行政書士としてのノウハウ」等をレジュメに沿って話をして、意見を言い合いました。今後、それぞれの行政書士が得意な分野の紹介や疑問などを出し合えればいいと感じました。当面は、事務所、チューター持ち回りで、月1回2時間ペースで回していこうと確認しました。山口の行政書士の力量が上がり、クライアントの皆さんの期待に応えるものになるように頑張りましょう。
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