建設キャリアアップシステムCCUS現場運用の申請代行を行う!2025/9/1
- 良夫 山根
- 9月1日
- 読了時間: 3分
更新日:9月2日

山口県でも、建設キャリアアップシステムCCUSが動き始めているようです。山口県の事業が建設キャリアアップシステムCCUSを使った事業になり、6~7月も県内数か所で1~2月に行ったものと同様のものを行うと言います。
6月中旬に、県の東部岩国市のA社のBさんから電話がかかってきました。「今度県の事業に元請として入ることになって、先日県の説明会に従業員を行かせたのですが、全く分からなかったと言います。県の担当者に聞くと、山口市の山根行政書士事務所が認定アドバイザーになっているから、聞いたらいいですよ、と言われました。」詳細を聴くと、事業者登録と、10人の技能者登録はしたものの、それからが分らないと言います。
まず、登録については、①技能者登録が簡易型か詳細型か?②正しく職種が選定されているか?③事業者との紐付けがされているか?次に、現場運用になると、④現場管理者の設定をする、⑤契約情報の入力をして、元請の施工体制登録をする、⑥1次下請けと2次下請けがいるが、招待をする、という作業が必要になります。電話で話しても理解が進まないので、時間を取って山口市まで来てもらうことになりました。
7月初めに、Bさん(課長さんでした)と、事務のCさん、パソコンの得意なDさんの3人が当事務所を訪ねてこられました。実際に事業者、技能者登録をしたCさんは、実際問題どこまでできているのかよく分からないと言います。それでは、私が全体の制度の説明をして、より詳しくは、建設キャリアアップシステムCCUSのホームページの個所を示して、ユーチューブで見ることも可能であることを話しました。(その間、Dさんはタブレットで私の説明の動画を撮っていました。)いずれにしても、技能者各人の保有資格証や技能講習終了証を全て入力することにしましたので、それらを全部揃え終わってから作業に入ることにしました。
作業に入ると、事業者ID、技能者ID を使って確認すると、できていないだろうと言われていた紐付けは、完了していました。CCUSの申請の場合は、全てjpeg形式で送らないといけません。通常pdf形式での送受信が多いし、A社からの送信もpdf形式で送られてきました。jpeg形式への変換方法を習いながら、10人分の膨大な資料と格闘しました。また、キャリアアップに繋がる職種を各人に精査してもらいながら、登録を完成させました。
現場管理者の設定は、B さんとCさんの2名。契約情報は、もらっていた県の工事情報を入力して、元請の施工体制登録が完成しました。あとは、1次下請け、2次下請けは、ともに建設キャリアアップシステムCCUSの経験があり、招待すれば入ってこれるだろうとのことでしたので、私の作業は完了しました。
数日つきっきりになりましたが、完成したものを、A社に送ることができました。登録は多くの認定アドバイザーが経験していますので(私も含めて)、勉強しあい精度を高めていくことができますが、現場運用は、圧倒的に経験が少ないのが実情です。いつも、私がパソコンや登録についてアドバイスをもらう広島のI行政書士も、「現場運用は、山根さんの方が経験値があります。私は、テキストや動画で学習するだけです。」と言います。昨年からの、現場運用の実績や今回も含めて事業者説明は大切な経験です。2月の「山口県現場運用支援会」の経験、建設キャリアアップシステム事業本部(特に昨年より認定アドバイザー専用電話回線は非常に有用です。)、山口県土木建築部技術管理課建設DX推進班の皆さんには感謝しています。
時には、まだ頼りないなと感じられることもあるかもしれませんが、経験を積み、学習することによって、「山口県で1番」そして「日本でも有数」の建設キャリアアップシステムCCUS認定アドバイザーを目指して、頑張ります。
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